当日は実際に作家さんの話を聞く機会を得たのは初めてだったのでとても楽しみでした。講師の梨屋アリエさんは学生の時から作家という夢を志し、実際に新人賞に応募したりしっかりアクションを取っていて学生の頃も梨屋さんはすごいと思いました。特に作家というのはとてもクリエイティブな仕事だと思っているので、才能がないと無理なのではないかと思っていました。ですが、梨屋さんは何回も作品を作って送ってもなかなか選ばれないことを受けてわたしは「天才」ではないと気づいたとおっしゃっていました。努力を重ね続けたものが天才と言えるのだなと思いました。最終的に梨屋さんは努力を重ね、短大卒業後に就職した先生をやめて作家になるという夢を叶えました。梨屋さんの選択はとてもリスキーなものだと思います。自分も夢を持っていますが、なるべくこういう手段は取りたくないのでしっかりと計画を立てないといけないと思いました。

 分科会では帯づくりに参加しました。四人班だったのですが、うち 二人が新総生だったので少し安心しました。実際に帯を作って見て思ったことは想像以上に難しいことです。すごい悩んでしまい、時間もあったせいで結局あまり自分が満足いくようなものはできませんでした。書店で帯などを見てみると自然と読みたくなるようなものが多いです。やはりあれを作る人はすごい人なんだと再確認させられました。

研修会で他校と交流するのはとても貴重な機会だったので新鮮で楽しかったです。また機会があれば参加したいと思いました。